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私の母は、6年ほど前に脳梗塞になりました。当時、孫と散歩に近所を歩いていたのですが、すごく疲れた顔をして帰宅。手を伸ばし、私に何か言いたそうにしていました。「あの~あの~」「ん~」と言っていて何が伝えたいのかがわからず、失語症という病気を知らなかった私は「どうしたの?」と普通に対応。「喉乾いたでしょ、何か飲む?」と聞くと「それ、それ」と母が言いました。そんなに疲れたのか~と、ゆっくり休ませる事にしましたが、その後も元に戻るどころかだんだん言葉がおかしくなりました。さすがにおかしいと思い、車で病院に向かいました。しかし、救急車を呼んだわけではなかったので、事情を説明しても、順番を速めてくれるわけではありませんでした。診察の結果、脳梗塞による失語症ですと言われ、そのまま入院しました。脳の中の空間で失われてしまった部分を補うために、子供を連れて毎日お見舞いに。初めはノートに書いて話をしていましたが、いっぱい話をしていると退院する際には、前と同じように話が出来るまでに回復しました。会話の重要性をすごく感じた出来事でした。